空き時間、空きスペース(前編)

先日、介護予防デイサービスの1日2回利用(午前、午後)について書きました。
利用者にとって、この半日利用がいいのか、悪いのか、ということは賛否両論だと思うのですが、スペースの活用という意味では有効な方法ではないかと思います。
祝祭日のデイサービス、日曜日のデイサービスも増えてきていますが、まだまだお休みのところが多いです。
また、デイサービスが終わった夕方から翌日の朝までは、全く利用されない状態でもあります。
この「空いた時間」に、デイスペースを活用できないものなのでしょうか?
グループホームは、地域密着型に分類されたように、地元の方々との交流を図りながら生活を行っていくのが基本です。
今回の改訂により、フロアでのデイサービス、空き室を利用したショートステイが可能となりました。
スペースを有効活用することができるようになったのです。
それでは、デイサービスは・・・と見ると、空きスペースを無駄にしているような気がします。
最近では、デイサービスでも介護保険外のサービス、いわゆる「託老所」として利用できるところが増えてきています。
小規模多機能施設に近い形ですが、介護保険に縛られると誰でも宿泊できなくなるため、あえて介護保険外の「託老所」として、利用者の家族の声に応えています。
この場合は、夜間の静養室や畳の間などを有効活用することになってきます。
それでも、メインのデイスペースは、使われないままです。
 
字数の関係で次回へ続く。

尾崎総合企画
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