2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧

コラムをご覧の皆様

皆様、新年明けましておめでとうございます。 いよいよ2005年が始まりました。 今年も張り切って、頑張っていきたいと思います。 皆様にとって、良い1年となりますことを心よりお祈り申し上げます。 本年もよろしくお願いいたします。 尾崎総合企画 http://w…

コラムをご覧の皆様

皆様、いつもコラムをご覧いただき誠にありがとうございます。 今年も残すところ、あと2日となりました。 今年も色々なことがありました。 来年は、医療・介護ともに大変革の時を迎えています。 今後起こってくる様々な問題について、コラムは深く取り組んで…

携帯カルテが登場!

三重県にある「医療法人 メディカルコミュニティズ 津田クリニック」が、面白いシステムを開発した。 ユビキタス形式で、カルテをパソコンのインターネットを使って開示する方法は現在も行われているが、この開示を携帯電話で行おうということである。 方法…

検査システムを見直そう!(後編)

前回からの続きです。理想を現実とするためには、検査システムを導入する時点で機能を盛り込んでいかなければならない。 ポイントは、注意すべきポイントをあらかじめ登録しておくことにより、異常値発生時に緊急通報されるようにすることである。 例えば、…

検査システムを見直そう!(前編)

各地の医療機関で、電子カルテの導入が進んでいる。 電子カルテとは、診療録システム、オーダリングシステム(検査、薬剤)、レセプトシステム、検査システムなどの様々なシステムを一体化したシステムである。 現在は、そのうちのいくつかのシステムが独立…

壮大な実験 介護保険制度(後編)

前回からの続きです。5.認可と保険料の決定を市町村が行う。 次期制度である、「地域密着型」サービスについては、市町村の判断で認可を行うことができ、単位に対する単価を設定することができる。 権限の委譲であるとともに、市町村の財布の中身(保険財政…

壮大な実験 介護保険制度(前編)

平成18年4月の介護保険制度改定に向けて大枠が固まってきた。 内容については、様々な意見があると思うが、この介護保険というシステム自体はなかなか面白い。 平成12年に、新しい保険として誕生した介護保険であるが、これからの保険制度に対する様々な実験…

ホームヘルパー資格を取ろう!

高齢化社会を迎え、移動、移乗、入浴、トイレなど様々な場所で介助が必要となってきています。 このような業務は概ね、介護職が行っていることが多いですね。 もちろん、看護職も行っていますが、機能分化により介護職にウェイトがかかっている施設が多いよ…

専門職は、もっと多面的に!

気がつけば、医療や介護に携わる職種がものすごい数になってきている。 医師、看護師はもちろん、歯科医師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、診療放射線技師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、介護福祉士、ヘルパー、社会福祉士、介護支援専門員、診…

コラムをメルマガで読もう!

皆様、いつもコラムをご覧頂きましてありがとうございます。 このコラムはメルマガでも発信しております。 http://www.melma.com/mag/86/m00096386/index_bn.html こちらの方もご利用いただければ幸いです。 今後ともコラムをよろしくお願い致します。尾崎総…

ヘルパー養成校はどうなるのか?

介護職の資格を、国家資格である介護福祉士へ統一していく方針が決まっている。 介護職員の資質に、個々の大きな差があることが原因である。 方針では、2006年度中に、介護保険制度の中にヘルパーと介護福祉士の中間にあたる新たな資格を導入し、一定期間後…

いわゆる在総診について(後編)

前回からの続きです。まずは、5についてであるが、往診料650点や在宅患者訪問診療料830点では、同じ家の患者を2人以上診察した場合は、1人しか算定することができない。 しかし、在総診では同じ家の患者を、同時に何人でも算定することができる。 感の良い人…

いわゆる在総診について(前編)

※今回のコラムでは、制度の「悪い面」のみを強調させていただくことをご了解頂ければと思います。「在総診」というものをご存知であろうか? 正確には、寝たきり老人在宅総合診療料という。 医科点数表の解釈 平成16年4月版(社会保険研究所)の582ページに…

介護におけるITの利用法(後編)

前回からの続きです。ガス会社も参入しています。3.「るるるコールシルバー」(大阪ガス) http://www.gas-enenews.co.jp/topics/bkn/031029.html 月額利用料 1,365円 ガス使用料の変化により独居のお年よりを見守る事業を行っています。 いつも使うはずの時…

介護におけるITの利用法(前編)

IT(情報技術)と介護ってなかなか結びつかないですよね。 しかし、世の中には結構便利なシステムができてきています。 テーマは「見守り」 お年寄りに、自宅で日常と同じ生活を送っていただきながら、状態や安否を確認できるというシステムです。 その中の…

ターミナル医療の考え方

現在、ターミナル(終末期)医療について様々な議論が行われている。 リビング・ウィル(尊厳死)と安楽死についての境は難しく、延命中止と殺人の境も難しい。 尊厳死については、日本医師会が92年に、日本学術会議が94年に容認しているが、95年3月に横浜地…

会議は踊る(後編)

前回からの続きです。必須ではないが、さらに多くの会議が開催されている。 まず、医療制度の方向付けとして、一般病院では平均在院日数の短縮化が進んでいる。 そのためにクリニカルパスを導入している医療機関も多いことであろう。 このパスは常に検討しつ…

会議は踊る(前編)

入院施設を持つ医療機関では、今や会議だらけである。 まず絶対必要な会議は以下の3つである。 ・院内感染対策委員会 ・医療安全管理委員会 ・褥瘡対策委員会 これは入院基本料(入院1日あたりの包括点数)という保険点数を算定するために必要な会議である。…

キシリトールはなぜ歯によいのか?(前編)

前回からの続きです。もう一つの作用として、歯の再石灰化の促進がある。 キシリトールは唾液の分泌を刺激する。 分泌液は酸の中和を促進させ、さらに唾液中のカルシウムがエナメル質と結び付き、歯の再石灰化を活発にする。 このような理由から、虫歯の原因…

キシリトールはなぜ歯によいのか?(前編)

特定保健用食品(トクホ)が売れている。 その中でも特に身近なものが、虫歯の原因になりにくい食品、歯を丈夫で健康にする食品の代表であるキシリトールである。 キシリトールとは何か? キシリトールは自然界に存在する天然の5炭糖の糖アルコールで、多く…

混合診療における各分野の意見(後編)

前回からの続きです。NPO法人 日本がん患者団体協会 ・審査の過程をオープンにすることで透明性を担保し、十分に論議してほしい。日本医師会 ・混合診療の導入は現物給付制度の否定に他ならない。 ・混合診療を容認すれば、家計負担割合が財源の半分以上を占…

混合診療における各分野の意見(前編)

先日のコラムで混合診療における2つの考え方を紹介したが、他の団体がどのように考えているのかをまとめてみる。 (参考:平成16年11月10日 中央社会保険医療協議会 総会(第56回)議事より)規制改革・民間開放推進会議 ・直ちに混合診療を全面解禁にすべ…

混合診療について考えよう!(後編)

前回からの続きです。さて、2つの考え方を見てどのように考えるだろうか? 前者では、安全性の認められていない医療行為を安易に導入することになるという危険について、人の命および医療を受ける権利は平等であるという考え方について非常に理解がしやすい…