2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

受診をして感じたこと(後編)

前回からの続きです。 後日、2回目の受診をしました。 診察券を出して、医師の診察なしに、ホットパックを当てて終了でした。 これは無診診療に当たるのではないでしょうか? 物療の若いスタッフと、患者さんとの会話は、お友だち言葉でした。 物療なので、…

受診をして感じたこと(前編)

突然ですが、軽い交通事故に会いました。 赤信号で停止中の際の、後ろからの追突事故です。 首への衝撃は、後日、出てくることがありますので、診療を受けることにしました。 その時に率直に思ったのは、診療所より病院に行きたいとうことでした。 MRIを撮影…

リハビリテーションと評価(後編)

前回からの続きです。今回の脳血管疾患等リハビリテーションの算定基準は、FIM115点以下であるため、現在、動作能力低下のためにリハビリテーションを行っている人のほとんどが対象となります。 (全項目で自立の6点であっても、18項目×6点=108点で対象とな…

リハビリテーションと評価(中編)

前回からの続きです。 リハビリテーションが4つに分類されたことにより、それぞれのリハビリテーションを算定するための条件が厳しく設定されました。 超高齢化社会が進むにつれ、比率が多くなってくるのが、脳血管疾患等リハビリテーションです。 脳梗塞後…

リハビリテーションと評価(前編)

平成18年4月の診療報酬の改定で、リハビリテーションは大きく変わってきています。 特に大きく変わった点は、リハビリテーションが大きく4つに分類され、それぞれの算定日数に上限が設定されたことです。 脳血管疾患や脳外傷などの、脳血管疾患等リハビリテ…

延命措置中止・安楽死・尊厳死(後編)

前回からの続きです。 事故や心筋梗塞、脳卒中など、急激に命の危機が訪れたとき、家族は「なにがなんでも生かしてください」という。 しかし、回復が難しい場合、時間が経つと面会回数も減ってくる。 それでは、何のために「生かす」のか?何のために「生き…

延命措置中止・安楽死・尊厳死(中編)

前回からの続きです。 「安楽死」とともに考えなければならないのは「尊厳死」である。 「尊厳死」とは、人間が人間としての尊厳を保って死に臨むことである。 「生かされている」だけの状態から開放されたいとき、激しい痛みから解放されたいとき、自分の未…

延命措置中止・安楽死・尊厳死(前編)

延命措置中止問題が議論にあがっている。 これを受けて、「日本尊厳死協会」(本部・東京)には、尊厳死に関する問い合わせが殺到しているとのこと。 マスコミが騒ぐと世間も騒ぐものなのだが、この「延命」という問題は一過性では済みそうにもない。 超高齢…

在宅誘導と介護(後編)

前回からの続きです。それでは、家族介護を行った際に、どうして介護報酬が支払われないのであろうか? きちんとケアマネジャーが関って、家族が介護するプランを立てた場合、介護予防のように月額いくらという包括金額でよいので支払うことができれば、自宅…

在宅誘導と介護(中編)

前回からの続きです。グループホームとは、本来、比較的安定状態にある認知症の高齢者が、家庭的な環境のもと、食事の支度、掃除および洗濯等を介護スタッフと共に行い、共同生活を営む施設である。 各施設を見ていると、実際に共同で食事の支度や掃除、洗濯…

在宅誘導と介護(前編)

医療制度、介護制度は「在宅誘導」への道を進んでいる。 在宅とは、本来は自宅のことであったが、核家族化、高齢者独居、老々介護など、実際には様々な問題があり、「高齢者用の住宅」を在宅と位置づけるようである。 (介護老人福祉施設、介護老人保健施設…

花粉症情報

ようやく春らしくなってきました。 気持ちのよい季節ですが、花粉症の方には辛い季節のようです。 筆者も、今年はついに花粉症デビューのようです。 毎日の花粉飛散状況に一喜一憂しておりますが、このような花粉の飛散状況の情報は欠かせません。 調べてみ…