2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧
医療制度が目まぐるしい変化、EBMに基づいた治療、医療機能評価の認定などに伴い、医療機関の業務は大きく変わってきている。 介護制度も今後、大きく変わるため、これまでの業務とは全く違う形態となっていくであろう。 それに伴い、業務方針も大きく変わっ…
北海道に端を発した、医師の名義借り問題により、医師数のあり方が見直されている。 適切な人員とはどういう基準によるものなのか? 古い法律は見直されなければならない時期となっている。 さて、医師数と同様に、看護師数の考え方も見直さなければならない…
前回からの続きです。 さて、すべてを説明して図を合わせてみましょう。 なにか違うものになっていますね。 話し手は「あんなに丁寧に伝えたのに、なぜ伝わらないのか?」と思うことでしょう。 聞き手は聞いている間「本当に合っているのだろうか?」という…
あなたは、人の話をよく聞くほうであろうか? あなたの話は、人にきちんと伝わっているであろうか? 日常、あたりまえのように多くの人々と会話をしているが、コミュニケーションは成り立っているのであろうか? 「傾聴」という言葉がある。 ただ聞くのでは…
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「日本病院団体協議会」(略称:日病協)という会が、平成17年4月26日に発足したのをご存知だろうか? また、新たな病院団体ができたのか、と思っていたらそうではないらしい。 日本病院会(日病)、全日本病院協会(全日病)、日本医療法人協会、日本精神科…
皆さん、日々、頑張って働いておられます。 どの職業でも同じでしょうが、医療機関の仕事というのも大変なことです。 入院ベッドを持っている施設では、基本的に業務が途切れることがありません。 24時間365日、常に患者はおられます。 しかしながら、職員配…
前回からの続きです。 ただ、医薬分業は、医療機関が処方箋を院外に出さなければ始まらないし、処方箋を受けることができる調剤薬局もなければならない。 そこで厚生労働省は医薬分業率を上げるために、これまでに主な5つの政策を採っているのである。 1.薬…
平成16年7月の医薬分業率(調剤薬局に処方箋を発行する率)は51.9%となった。 今は、半数の処方箋が、調剤薬局に出されている時代となったのである。 処方箋を院外に出す一般的な理由は、「かかりつけ薬局」という言葉で説明されている。 複数の病院や診療…
以前、「ベッドサイドのテレビの利用法」というタイトルで、ベッドサイドテレビをテレビ電話に利用できないか?ということを提案させていただいた。 http://blog.melma.com/00096386/20050212 その後、考え続けているのだが、一番の問題点としては、病院側で…
次期診療報酬改定において、回数制限のある治療行為が、制限を越えて行えるようになる。 平成17年6月15日に開催された中央社会保険医療協議会の分科会で、制限のある415項目のうち、28項目が混合診療として認められたのだ。 現在のルールでは、回数制限があ…
平成17年6月12日の朝、テレビ番組にて、田中康夫長野県知事がフリップを用いて次のように語っておられた。 宮沢喜一氏が同席していたためか、田中知事が語られた直後に、司会の方が全く違う話を宮沢氏に振ってしまったため、一瞬で話は終わってしまいました…
前回からの続きです。 地域医療のネットワークが広がる今日、急性期病院も、亜急性期病院も、回復期病院も、療養型病院もMSWの存在は欠かせなくなってきている。 言い換えれば、MSWがいるからこそ、地域医療連携は成り立つのだ! しかし、ソーシャルワークに…
平成17年5月25日、中医協の診療報酬基本問題小委員会は、療養の給付と直接関係ないサービス等の明確化に向けた具体的な作業方針を確認しました。 混合診療にあたらない、実費徴収を認めるサービスが具体的になってきたのである。 現在検討されている、実費徴…
前回からの続きです。 さて、医療や介護という分野についてを見てみましょう。 ・勤務時間ギリギリに急患が来院したため処置をした。 ・渋滞で通所利用者の送迎に時間がかかり時間外に戻ってきた。 ・記録を書く暇がなく時間外に書いた。 ・感染予防や安全管…
皆様、いつもコラム「よくわかる!!医療・介護コラム」をご覧頂きましてありがとうございます。 このコラムはメルマガ(無料)でも発信しております。 メルマ版 http://www.melma.com/mag/86/m00096386/index_bn.html まぐまぐ版 http://www.mag2.com/m/000…
今回の話は医療・介護職に関係するのかしないのかは不明であるという点を前提として読んでいただければと思います。 皆さん、医療施設や介護施設から給料をいただいて働いていますね。 医療職であれ、介護職であれ、給料をもらって労働する人は労働基準法で…
2006年度予算編成に向けて、財政制度等審議会の建議の素案が出された。 その中で、医療費を抑制するために、少額医療費を保険適用外にすることが提言されている。 まぁ、様々な会議で様々なことが言われているので、財政制度等審議会の提案がどこまで反映さ…
前回からの続きです。 定額制という制度自体にもメリット、デメリットがある。 メリットは、報酬の上限を決めてしまえることであり、サービスを希望する利用者の人数を把握することにより予算が立てやすくなることである。 デメリットとしては、導入によりサ…
平成18年4月の介護報酬改定で、訪問介護が大きく変わっていくようだ。 現在、訪問時間や回数のみに応じて支払われている報酬が、具体的なサービス内容の組合せにより決定する報酬になるそうだ。 それもサービス内容毎に定額制になる模様である。 訪問介護給…
前回からの続きです。 この問題を解決するには、電子請求に合わせた医療システムの構築が必要となる。 まず、治療行為や薬剤と病名を一致させるようにしなければならない。 現在のシステムでは、診断名や薬剤の適応病名とレセプト用の病名(レセプト病名)が…
どの医療機関でも月初は、診療報酬明細書、通称レセプトの申請業務に追われている。 1ヶ月間に行った医療行為を医科点数に置き換え、保険者へ診療報酬を請求するのである。 診療行為および診療報酬が記載されたレセプトは、一種の有価証券ともいえる。 レセ…