専門職は、もっと多面的に!

気がつけば、医療や介護に携わる職種がものすごい数になってきている。
医師、看護師はもちろん、歯科医師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師診療放射線技師理学療法士作業療法士言語聴覚士介護福祉士、ヘルパー、社会福祉士、介護支援専門員、診療情報管理士、カウンセラー、運転手・・・。
医療や介護が高度化するにつれ、専門職の働きも大きくなってくる。
いまや専門職がチームを組む、チーム医療、チーム介護の時代である。
さて、専門職が増えてくると、自然と生じてくるのがお役所のような縦割り業務。
私は〇〇の専門家だから、他のことは分からない、他のことはしない、などといった状況があちこちで見られる。
しかし、これではいけない!
チーム医療、チーム介護を行うためには、幅広い知識が必要なのである。
様々な分野の知識が頭に入った上で、専門性を発揮することにより、専門知識は最大限に生かされる。
専門を極めることは必要だが、他の分野から外れすぎていては、独りよがりで受入れてもらえない。
職場で意見を主張しすぎて浮いてしまっている人はいないだろうか?
もしかすると、あなたが浮いてしまってはいないだろうか?
そんな人は原点に立ってみよう。

原点
・医療であれば患者によりよい医療の提供を!
・介護であれば利用者によりよい介護の提供を!

そのための業務を、それぞれの専門家で分担しているだけである。
森を見ずして木を見ることなかれ。
専門性の発揮は自己満足であってはならない。
エゴを殺して、すべては患者、利用者を第一優先にすべし!
日々、他分野の勉強を!

尾崎総合企画
http://www.medisoft.jpn.ch