学会参加をしよう

皆さん、勉強はしていますか?
医療も介護も日々、進歩をしています。
新しい技術や考え方が、どんどん登場し、昨日の常識は今日の非常識といった状況も生まれています。
褥瘡処置なんか、昔と正反対ですものね。
舶来物のシステム導入も増え、いまや医療・介護界は略語とカタカナの嵐です(笑)。
さて、勉強をするには強い意思が必要です。
勉強する癖がない方には、特に面倒くさい作業です。
そんな方は、是非とも学会や勉強会に参加してみてください。
自分の施設から飛び出すことでいろいろなことが見えてきます。
学会では多くの施設が様々な活動を行っており、それを聞くだけでも新しい感動と、強い危機感を感じます。
「これはすごい!」「こんなことをしてみたい!」「このままではいけない!!」
勉強をするにはこの衝撃が大切です。
外の世界を見ているスタッフと、見ていないスタッフでは考え方が全く違ってきます。
特に現場でたたき上げで育ったスタッフからは、某ドラマのように「事件は会議室で起こっているんじゃない!現場で起こっているんだ!!」的な反発を受けるかもしれません。
しかし、会議室で全体を見ない限り、日々の繰り返しでは、現場では何も変わらないのです。
現場で仕事がこなせるスタッフでも、その行動の「理論」が分かっていないことが多いものです。
例えば、院内感染対策において、手技だけマスターして、その理論が全く分かっていないスタッフは、衛生的とはいえません。
逆に理論だけ分かっていて、手技が不慣れであっても危険です。
理論と技術はセットです。
理論を勉強して、かつ、よく実践する。
これが、スタッフの質、ひいては施設の質を高める最善策ではないでしょうか。
さあ、まずは学会や勉強会に参加してみましょう。
外の世界にふれてみましょう。
できるだけ、職場の仲間といっしょに。
きっと、あなたも環境も変わってきますよ!
 
尾崎総合企画
http://www.medisoft.jpn.ch