どこを見ても、カタカナばかり(前編)

突然であるが、以下の言葉が理解できるであろうか?

ソリューション、コアコンピタンス
コーポレートガバナンスシナジー
プロダクト、ポートフォリオ
ベンチマーキング、ロジックツリー

では、次の言葉はどうであろうか?

モダリティ、アプリケーション
テンプレート、シソーラスコンシューマ
ファイアーウォール、プロキシー
オープンソース、ベンダー

それでは、次の言葉は?

クリニカルパス、ラパ
アクシデント、インシデント
ホスピス、サーキュレイション
ホット・パック、フットバス
QOL、ADL、ICT、NST
TNT、DESIGN、IVH

最初の群は経済用語、次の群はIT用語、最後の群はもちろん医療用語である。
(ITはインフォメーション・テクノロジーの略、単なる情報技術のことである。)
このように、どの業界でもカタカナ、略語が横行してきている。
日常の会話の中にもカタカナが多々入るようになってきた。
自分の業界であれば「標準語」に近くなってきているが、他業界から見れば宇宙語。
辞書に載っている単語の意味と全く違うものも多い。

字数の関係で次回へ続く。

尾崎総合企画
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