膝高計測法を活用しよう(中編)

前回からの続きです。
 
男性の場合は、
身長:64.02+2.12×KH−0.07×年齢(±3.43)
体重:1.01×KH+2.03×AC+0.46×TSF+0.01×年齢−49.37(±5.01)
女性の場合は、
身長:77.88+1.77×KH−0.10×年齢(±3.26)
体重:1.24×KH+1.21×AC+0.33×TSF+0.07×年齢−44.43(±5.11)
という計算式で、身長(cm)と体重(kg)を推定することができます。
この膝高測定器は、特殊なものですので、アボット ジャパン株式会社さんにご相談ください。
さて、身長と体重がわかると、基礎代謝量(kcal)を計算することができます。
これは、何もせずにじっとしていた場合には、人間が生きていくために最低限必要なエネルギーのことをいいます。
男性の場合は、
66.5+13.75×体重+5.0×身長−6.78×年齢
女性の場合は、
655.1+9.56×体重+1.85×身長−4.68×年齢
という計算式で計算できます。
基礎代謝量がわかると、生活動作を勘案して、1日に必要なエネルギー量を計算することができます。
必要エネルギー量(kcal):基礎代謝量×活動係数×ストレス係数
活動係数とストレス係数については、専門書をご参考ください。
また、体重がわかると、1日に必要な水分量も計算できます。
必要水分量(ml):体重×35
(別の計算式として、1日に実際に摂取したエネルギー(kcal)と同量の水分量(ml)というのもあります。)
以上で1日に必要な、エネルギー量と水分量がわかりました。
 
字数の関係で次回へ続く。
 
尾崎総合企画
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