食中毒について理解しよう!(前編)

少しずつ暖かい季節になってきました。
(4月上旬というのに、昨日は夏日のところもあったとか!)
今年の冬はノロウイルスが世間を騒がせましたね。
このノロウイルス、今年に限って大流行したというわけではありません。
今回は、食中毒を起こす、様々な菌について、覚えていただければと思います。
 
ノロウイルス
原因食品:牡蠣や蛤などの二枚貝
流行時期:12月〜3月
菌の特徴:低温、乾燥には強いが、加熱には弱い。
症状:嘔気、嘔吐、腹痛、下痢
 
腸炎ビブリオ
原因食品:鮮魚介類
流行時期:7月〜9月
菌の特徴:真水で死滅する。4℃以下では増殖しない。
症状:激しい腹痛、下痢、発熱、嘔気、嘔吐
 
サルモネラ
原因食品:卵、生肉
流行時期:5月〜11月(年中発生)
菌の特徴:低温や乾燥には強いが、75℃1分以上の加熱で死滅。
症状:下痢、嘔気、嘔吐、腹痛、発熱
 
字数の関係で次回へ続く。
 
尾崎総合企画
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