個人情報保護法対策と外部メディア(後編)

前回からの続きです。
 
簡便で安全に情報を保護する方法として、外部メディアへのアクセス自体にパスワードをかける方法があります。
この方法であれば、どのパソコンでもパスワードさえあれば外部メディアにアクセスすることができますし、万一、紛失しても、パスワードがなければ中の情報を見ることはできません。
そこでお勧めなのが、I・O DATAさんのUSBメモリ「EasyDisk Platinum(プラチナ)」シリーズです。
先ほどの分割セキュリティソフト「e-割符(イーワリフ)」もついているのですが、「SDrive(シークレットドライブ)」というソフトがとても便利です。
USBメモリの内部に、任意の大きさで仮想ドライブというエリアをつくり、そのエリアに、機密情報を入れるという方法です。
情報を入れるといっても、USBメモリですから、フロッピーと同じ感覚で使用できます。
機密エリアにアクセスするためにパスワードが必要になります。
そのため、パスワードさえあれば、どのパソコンでも使用することができるため、仕事の場所を制限しません。
(「SDrive」というソフトは、USBメモリに仮想ドライブを作ったり、パスワード設定したりするためのソフトですので、他のパソコンにインストールする必要はありません。)
万一、紛失や盗難にあっても、パスワードがわからない限り仮想ドライブにアクセスできませんので安心です。
(OSはWindows2000以上が必要となります)
情報は持ち出さないのが第一原則ですが、どうしてもという場合、ご参考にしてください。
 
I・O DATA USBメモリ
http://www.iodata.jp/prod/usbmemory/easydisk/
 
尾崎総合企画
http://cat.zero.ad.jp/~zau05048/