勉強会は無料じゃない(前編)

勉強というものは生涯続けなければならない。
医療・介護分野に限らず、お金を頂いて働く以上、それは最低限の義務だと思う。
さて、今日も各地で勉強会やセミナーが開催されている。
有料のものから無料のものまで様々である。
医師、薬剤師向けの勉強会は無料のものが多い。
薬品メーカー主催、協賛であるものが多いため、メーカーがスポンサーとなり、会場費や講師の公演料などを負担してくれているからだ。
最近はチーム医療が広がっており、院内感染対策や褥創対策、栄養管理に関する勉強会も増えてきており、医師、薬剤師以外のコメディカルが参加できる会も増えてきている。
メモ帳やボールペンなども頂くことができるが、もちろんこの料金も含めて、日々患者に処方されている薬剤費に含まれていることはいうまでもない。
ある意味、患者と保険者に、勉強会費用を出してもらっているといっても過言ではない。
看護協会では、看護協会費を集め、その費用を勉強会の一部に使っている。
そのため、本来より安い金額で勉強会に参加することができる。
診療所の看護職員さんなどで、看護協会に入っていない方が多いが、是非、看護協会に入るべきである。
 
字数の関係で次回へ続く。
 
尾崎総合企画
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