食事提供について考えよう(後編)

前回からの続きです。
 
利用者の層も問題となってくる。
利用者にとっては、自己負担金をとるのか、食事の質をとるのか、という選択が生まれてくる。
自己負担金をとる層であれば、10円でも安い施設へと移動することになる。
いくら良い通所サービスを提供しようと、食事の値段で施設を去られてしまうことは辛い。
この場合は、食事費を下げるために、配食弁当という手段も考えなければならなくなるかもしれない。
温かい食事より、安い食事ということになってくる。
食事の質をとる層であれば、少々高くても、それなりの食事を提供してくれる施設へと移動することになる。
通所系施設の利用日は、「外出日」でもあるため、食事はそれなりのものを食べたいということになる。
問題は、実際には、これまでも690円〜790円の食事を提供していたことにある。
利用者にとっては、値段が上がったのだから、それなりに食事の質も上がることを期待する。
むしろ、1,000円近くまで上げてしまって、満足できる食事を提供することも1つの手かもしれない。
食事内容を選択制(メニュー制)にするのも一つの解決策である。
今日は安いAメニュー、今日は高いBメニューというように、選択することが可能であれば、自己負担金額を調整できるのかもしれない。
(ただ、この方法にも、利用者間に優越感、劣等感が生じるという問題がある)
極端な例でいけば、地域のお店とネットワークを組んで、和洋折衷の出前システムを整えてもよい。
たかが食事、されど食事である。
食事により、利用者の施設選択枝が広がってくる。
10月1日まであと2ヶ月。
各施設の対応はいかがであろうか?
 
尾崎総合企画
http://www.medisoft.jpn.ch
 
 
 
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