医療費の透明化について(前編)

皆さん、医療機関で診察を受けた後に、料金を支払いますよね。
その時にもらう領収書、じっくりと見たことがありますか?
現在のルールでは、医療機関は診療内容がわかるような明細書を渡さなければいけないようになっています。
(2000年3月の厚生労働省の通知による。)
ただ、「診察料」「検査料」「検査料」など、非常に曖昧な書き方になっているものが多いのではないでしょうか?
これは、保険機関に提出する診療報酬明細書(レセプト)の大項目に添って、計算した合計を記載しているからです。
なぜ、そのような曖昧な明細書を患者さんにお渡ししているのでしょうか?
大きな理由としては、医療の点数が複雑すぎて、すべてを記載していると記載内容が非常に多くなってしまうということにあります。
医療費の計算は「医科点数表」というものに基づいているため、それぞれの内容について説明を求められると非常に難しいのです。
しかし、この点を逆手にとり、患者さんに分からないことをいいことに、医療費が傍大したり、悪意を持った不正請求や過剰請求が生じていることも否めません。
世の中で医療だけなんですよね。
会計時まで、自分がいったい幾らのサービスを利用したのかがわからないのは。
そもそも、単価表(メニュー)すら患者さんに示されないのですから。
 
字数の関係で次回へ続く。
 
尾崎総合企画
http://www.medisoft.jpn.ch
 
 
 
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