環境を見渡そう!(後編)

前回からの続きです。
 
特にトイレが重要といったのには理由があります。
一般企業や飲食店では、「トイレが汚いところは業績が下がる」という法則があります。
これは「気配り」の問題です。
汚れやすい所を、汚いままにしておいて気にならない人は、仕事においてもお客に対する「気配り」が欠如します。
また、普段は見えにくい所にこそ、より一層の気配りをすることで、「気配り」の能力がアップしていくのです。
流行っているコンビニのトイレはきれいでしょう?
ディズニーランドのトイレはピカピカでしょう?
トイレに「気配り」ができる施設は、上の7点の「気配り」も当然のようにできています。
「気配り」の判断基準は、ほぼ100%、トイレで判断することができるのです。
 
設備がきれくて「不潔」な施設と、設備が古くても「清潔」な施設なら、あなたはどちらに通いたいですか?
敷地内に、空き缶やタバコのフィルターが落ちている施設に「清潔感」を感じますか?
施設がきれくても、切れた蛍光灯が放置されていると幻滅しませんか?
院内感染対策といいながら、埃が積もっている施設をどう感じますか?
待ち時間に窓の外を見たときに、汚れで視界が遮られていたらどう感じますか?
待合室で、雑誌のグラビア写真や競馬情報を眺められていたら不快に感じませんか?
 
施設環境を良くするには、あなたが患者(お客)だったとして不快に思うところを改善すればよいのです。
そうすると、実に多くのポイントが見えてきますね。
誰かがやるのではなく、あなたから始めることで施設環境は見違えるように変わってきます。
大切なのは「清潔感」
皆様も、今日から始めてみましょう!!
 
尾崎総合企画
http://www.medisoft.jpn.ch