在宅リハビリテーションもどうなる?(前編)

リハビリテーションは在宅で!」といいながら、かなり大変なことになってきている。
訪問看護ステーションにおけるリハビリテーションが制限されるというのだ。

理学療法士作業療法士、又は言語聴覚士による訪問看護は、
その訪問が看護業務の一環としてのリハビリテーションを中心としたものである場合に、
保健師又は看護師の代わりに訪問させるという位置づけのものであり、
したがって、
訪問看護計画において、理学療法士等の訪問が保健師又は看護師による訪問の回数を
上回るような設定がなされることは適切ではない。

現在は、訪問看護ステーションにおいては、「看護」の需要より、「リハビリテーション」の需要の方が多いように思われる。
リハビリテーション」の利用者は、継続して訪問していくことが可能であるが、
「看護」を必要とする利用者の多くは、ターミナルのレベルであるため、どうしても継続し続けていくことが難しい。
そのため、自然と「リハビリテーション」の需要の方が多くなってしまう。
リハビリテーションは、継続して行うことに意義がある。
週1回よりは週2回、週2回よりは週3回の方が、リハビリテーション効果が高く、廃用症候群の予防にも効果的である。
 
字数の関係で次回へ続く。
 
尾崎総合企画
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